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オーディオ・システムの音質を支配する要因の95%がケーブルにあります。バイタルサウンドはオーディオの全貌を捉えて、総ての難題を解決した夢のケーブルです!http://www.vitalsound.biz/
by vitalsound
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音楽は心の栄養素

歌の名唱、音楽の名演奏を聴くと、丸で自分がその歌手になって唄い、
自分がその演奏家になって演奏しているかのように感じさせる。

魂が自分の心に乗り移る。そして、心に躍動するリズムの鼓動を刻み、
心に感動を生む。何と素晴らしいことだろう。

音楽は心の栄養素、人生に希望と活力を与える。
日々、いい音楽を聴いて感動する。
心新たに、明日もまた頑張ろう。
# by vitalsound | 2007-03-16 12:11

マランツ管球アンプ:7&8B

私が買い替え・並び替え・オーディオに夢中であった時、音楽演奏の感動を
再生するアンプはマランツ管球アンプ、7&8Bに落ち着いた。7も8Bも一台
一台どれも音が違う。テレフンケン、ムラード、ジェネラル・エレクトリック、など
球を替えても音が違う。注意すべきは7も8Bもボディ(本体)の音質差があ
るということである。明らかに経年変化を抜きにしても元から機体差がある。

7について言うと、当時、数年の間に約40台の7の音を聴いた。7のシリア
ル番号は10000番からスタートしている。10000~10999番迄、いわゆ
る初期に製造された1000台の音はずば抜けて音楽性の高い音、感動の
ある音を再生する。11000番を超えると、10000番台初期品には到底及
ばない音になってしまう。11000~15000番は落ちついてしっとりした音、
15000番を超えると派手な音になる。12000番を超えると高音がシャリツ
キ暴れだす。シリアル12400番くらいまで出会ったので、7は15000台くら
い製造されたと思われる。私が購入したのは出会った内から、10000番台
を2台、11000番~15000番4台、16000番台1台である。12AX7は
青箱入りのムラード製が音も音楽性もベストであった。

8Bも一台一台それぞれ音が違う。球を替えても音が違う。ボディ(本体)の
音差がある。8Bはシリアルとの関連性は見あたらなかった。8Bも6台を購
入した。8Bの出力管EL34は、これも青箱入りムラード製太管が音も音楽
性もベストであった。

ゴッソリ惚れこんだマランツ7&8Bを生涯使っていくために、予備の真空管
も青箱入りムラード製を買いためた。私のミュージック&オーディオ・ライフ
の伴侶として、これで一安心、安堵の気持ちであった。これが、ケーブルの
研究によって、根本的に覆えされるとは夢にも思わなかった。
# by vitalsound | 2007-03-15 09:18

ケーブルの研究と実験

ケーブルの研究と実験は暗中模索から始めたが困難を極めた。簡単では
なかった。日々、ケーブル実験に明け暮れた。まず、スピーカー・ケーブル
の研究から取り掛かった。

システムは手持ちの50年代のアルテックの2Wayブックシェルフ型、アンプ
はマランツ管球7&8B、CDPはソニー標準型を使った。

素材の選択、仕組みの考案、組立て方、それらの組合せ、など、スピーカー・
ケーブルだけでも研究課題は山ほどあった。平均して、平日は5~10水準、
土日の休日は一日30~50水準をこなした。ケーブルも些細な操作で音が
変わる。一つ一つ要因操作とその効果を丹念に確かめながら音の謎を探っ
ていった。決して諦めない、一徹のオーディオ・マンに諦めの言葉はない。
「原音再生」&「原楽再生」の実現に向けてドンドン実験の駒を進めた。

私が音の目標としたところは、愛機クレデンザが鳴らす敬愛して止まない
G.B.GraysonのFiddleの78回転オリジナルSP盤の感動の名演奏を
電気オーディオ・CD復刻盤でその「感動」を完璧に再生すことにあった。

試行錯誤の連続であった。次第にケーブル効果の偉大さが分かってきた。
ケーブル製作の法則・鉄則が分かってきた。次第に効果的・効率的に実験
を進めることが出来た。ケーブルほど難しくて興味ある研究はない。
ケーブル実験には興味が尽きない奥深さがあった。困難を極めたが、面白
く楽しくもあった。

スピーカー・ケーブルの完璧な謎解きに丸10年を要した。感無量であった。
夢中で没頭10年はあっという間に過ぎ去っていた。並行してピン・ケーブル
の謎解きも終えていた。1994年のことであった。
その後、電源ケーブルへと研究の駒を進めることにした。
# by vitalsound | 2007-03-14 02:21

泥まみれのオーディオ

私がオーディオに明け暮れた日々、オーディオに夢中だった時があった。
今から思うと、泥まみれのオーディオにドップリ浸かった時期であった。

あーでもない、こーでもない、の連続の日々であった。
オーディオ機器の交換・並び替え・つなぎ替え、の時期であった。
LPプレイヤー、アンプ、スピーカーをいろいろ経験した。機器は総て自から
購入した。買った機器は今でも、総てオーディオ倉庫に保管している。
(WEの15Aホーンwith 555wドライバーだけはウエスタンファンに譲った)

スピーカーが重要との思いで、ヴァイタヴォックス最初期CN-191、JBL
最初期ハーツフイールド、JBL最初期パラゴン、エレクトロ・ボイスのパトリ
シアン700型を買って、次々と挑戦した。ウエスタン・エレクトリック15A
ホーンwith 555wドライバーにも挑戦した。落ち着いたところは、ハーツフ
イールドでジャズとフォークを聴く、CN-191&パトリシアン700でクラシ
ックを聴くことであった。

アンプはマッキントッシュ、マランツ等の真空管式ブランド品の名機は全機
種を試した。結局、落ち着いたのは、厳選したマランツ7&8Bであった。
お陰で、惚れ込んだマランツ管球アンプは予備を含めて6セット(7型6台、
8B型6台)を購入した。プレイヤーはトーレンス124、カートリッジはシュ
アーV15typeⅡ(針は特殊品)に落ち着いた。当時、ケーブルには関心が
なかった。手元のソコソコのケーブルを使っていた。

これらの組み合わせでアナログLP盤がいい音で鳴った。満足できるレベル
であった。しかし、オリジナルSPの復刻LP盤はSP盤をクレデンザで鳴らす
音に負けた。電気オーディオの限界、宿命と思っていた。

間もなくCD盤が登場した。組合せシステムではCD盤はまったく駄目であ
った。CDプレイヤーによらず音楽の感動が鳴らなかった。ガッカリした。
悲劇的であった。何とかしなければならないと思った。

そして、CD盤の音を良くすることを思い立った。オーディオ機器の組合せ
に解はないとした。そこで、ケーブルに着目した。スピーカー・ケーブルに
いろいろな操作を加えると、音がいろいろと変化することが分かってきた。
そこで、ケーブルに深く立ち入って、本格的にケーブルの研究をする意志
を固めた。CD時代幕開けの1982年頃であった。
# by vitalsound | 2007-03-13 19:00

アンプの機能と限界

アンプは音の信号を増幅する機能を果たすオーディオ機器である。
元来、音質の要素を整える整音機能(虚実変換機能)は組込まれていな
い。しかし、アンプを替えると音が変わる。メーカー、機種、回路、部品で音
は違う。そして、いい音&悪い音、好みの音&嫌いな音、の議論が生じる。

多少の音の違いはあっても、本質的な違いはない。似たりよったりである。
アンプには、真空管式、トランジスター式、デジタル式、があって、どの方式
でも、ノーマル・スタンダード・アンプを選べば増幅性能は十分である。

一方、オーディオ・マニアの達人がアンプを語る。自作品なり、メーカー品
なり、こだわりのアンプについて語る。何としてもアンプで音を良くしようとす
る情熱と意志の産物である。並々ならぬ技術・経験・技能・苦労・時間・財力
を要するだろう。しかし、アンプの追求でオーディオ制覇の終着ゴールに到達
することはできない。

ケーブルの研究で音質改善を徹底的に追及する。すると、アンプのこだわり
は消え去ってしまう。そして、ノーマル・スタンダード・アンプで十分であると
の結論に達する。当然ながら、この結論は最初の段階では知る由もない。
# by vitalsound | 2007-03-12 09:26